「誰一人取り残さない」
リデザインプロジェクトは地域発エシカル
愛知県及び近県地域において、地場産業の未利用繊維素材等を材料に、
地域の学校で デザインを学ぶ学生が作成した作品をコンテストで選び、
それを地域の障がい者が 作業所で商品化し、地域の小売店舗で販売する、
という地域の主体が繋がるパートナーシップです。
地域産業の資源循環× 若者のセンス・アイディア× 障がい者就労機会創出× 消費者の共感という
エシカル消費を具現化したプロジェクトです。
パズルが組み合わさって完成するように、
協力企業・若者・障がい者、そして買ってくださるお客様が、
お買い物を通してつながります。
眠っている繊維資材の提供
愛知県尾張地方は繊維業が盛んで、多くのテキスタイルメーカーがあります。ご提供いただくものは倉庫に眠っているサンプル生地や少しの傷のために廃棄される生地ですが、この地方に古くから伝わる伝統技術で織られた貴重なものばかりでした。
デザイン学校の学生によるデザイン
デザインを専門に学ぶ学生達は、発想力豊かで魅力あふれる商品をデザインします。センスとアイディアを活かしながらも、限られた素材と障がい者支援施設で生産可能な縫製についても考え、デザインの力でプロジェクトを支えました。
関係者による審査会
学生たちによってデザインされた作品達は、コンテストによって、商品としての魅力的であるか、商品化(縫製)が可能か、など、様々な観点から厳選され、商品化する作品が選ばれます。
コンテスト、デザイン入賞発表会(表彰式)
デザイン入賞発表会が行われ、学生の表彰式を行なっています。この表彰式では、各種メーカーさん、学生さん、障がい者支援施設さん、ユニーの代表などが皆顔を合わせ、 交流を持ち、楽しく皆のやる気を高めることによって目標に向かっていきます。
障がい者支援施設で生産
ファッション性のある商品の生産は障がい者の仕事へのやりがいと楽しさにつながります。毎年縫製技術が磨かれ、一つひとつ丁寧に作っていただいています。障がい者の働く機会を創出し、公正な対価を支払うことで、障がい者の自立を支援しました。